特に創業時は多めにキャッシュを重視しよう!

企業を創業したばかりの頃には、何を買うにもクレジットカードというわけにもいかないし、キャッシュが手元になければ身動きが取れないでしょう。必要な企業の資材を現金で支払いたいのに、キャッシュが足りなくて支払えないということは避けたいはずです。

創業当初に関わらず、キャッシュフローは常日頃から意識して、少しずつでも改善するように努めていくことが大切だと言えるでしょう。

キャッシュフローを改善するための6つのテクニック

では具体的に、キャッチフローを改善するためのテクニックとして、以下の6つをご紹介します。2、3、5については別記事でも詳しく説明していきます。

1, さまざまな資金調達方法を駆使する

売上でそれだけの成果があげられれば良いですが、創業当初を始め、いつもいつも資金繰りが順調であることも少ないでしょう。そんな時に、銀行融資・キャッシング・借入金・国や地方公共団体からの融資など、さまざまな資金調達方法を活用するのです。

ここに記載した資金調達方法はごくわずかですので、売上以外の資金調達方法を検討している方は詳しく調べてみてください。

2, なるべく支払いを後払いにするようそれとなくお願いする

物を仕入れた際に発生したお金の多くは、末締め翌月末払いといった一定の支払いサイトで現金として入金されます。

自社からすれば、支払いが早いよりも遅い方が資金が用意できることが多いため、あまりしつこく説得するのは良くありませんが、それとなく相談してみるのもありだといえます。

3, 売掛金の回収はしっかりと管理するよう努める

逆に自社商品を販売して売掛金として未払いのものについては、支払いの遅れがないかどうかを厳重に管理しておいてください。万が一入金の遅れがあった場合うには、そのまま未払いで終わらないように、なるべく早く回収できるように工夫しましょう。

4, いらないものは処分し無駄遣いをしない

既に使用しないものは場所や電気代などの無駄にもなるため、リサイクルショップなどに処分してスペースを有効活用することが大切です。

これも当たり前のことですが紙・資源の無駄遣いは辞めて、再利用できるものについては、リサイクルに協力した方が地球にも優しい心遣いだといえます。

5, クレジットカードを上手く活用する

クレジットカードは末締め26日払い、10日締め翌月2日払いというように、クレジットカードごと締日と支払日が異なります。おおよそ締日から支払いまでに30~40日あるものが多いため、その分支払いが後払いにできるというわけです。使い過ぎに注意して計画的に利用しましょう。

6, 無駄な在庫を作らずに厳重に管理する

あまり売れない商品を多く在庫として発注してしまうと、場所もとってしまいますし在庫を抱えた状態で良くありません。その時期の必要数を見越して、可能ならば在庫が残らないように少量ずつの発注を心がけるのが望ましいといえます。

中小企業の経営者にもおすすめのコンサルタント

業績は伸びているのにキャッシュがない、自身ではどう改善したら良いのか分からないという方は「H&Fコンサルタント株式会社」へ相談してみてはいかがでしょうか?実績も確かであり、とても親身になって解決策を考えてくれたという喜びの声も多いのです。

まとめ

この記事ではキャッチフローをどうにか改善したいと悩んでいる経営者向けに、大まかに6つの対策を解説いたしました。特に大事な事項に関しては、別記事で詳しく取り上げています。

キャッチフローの見直しは創業当時のまだ起業したばかりの企業はもちろんのこと、中小企業・大きなお金が動く大企業でも大切になります。

常日頃から不要なものは排除し、必要なものにコストをかける精神を大事にして、場所的にも気持ち的にも爽やかな状態で経営していけると良いものです。